渓流釣りで熊に遭遇しないための対策と遭遇時の対応策

渓流釣り

渓流釣りに行くとどうしても頭によぎる不安要素のひとつ「熊との遭遇」。人気のない山の中で熊の恐怖が頭から離れなくなり、「今すぐに帰りたい」と思ったことはありませんか?恥ずかしながら私は何度かあります。(笑)

そこで今回は、熊に遭遇しないための対策と遭遇時の対応策について説明いたします。元猟師の祖父に伝授してもらったので信憑性は高いと思います。この記事でひとりでも熊の恐怖から救われましたら幸いです!!

スポンサーリンク

まずは熊について知ろう

日本には、ヒグマツキノワグマの2種類が生息しています。ヒグマは北海道、ツキノワグマは本州、四国を中心に生息しています。

・大きさ

ヒグマ

体長 1.5m~2m

体重 100㎏~400㎏

ツキノワグマ

体長 1.2m~1.5m

体重 50㎏~100㎏

・活動時期

4月頃〜11月頃まで活発に活動し、エサを求め畑や集落など人間の生活圏にも出没するようになります。そして、冬眠の準備をするために10月頃から活動が活発化します。一般的には、12月ごろから冬眠するとされていますが、実際には12月以降でも熊の目撃例が多数報告されているので、冬だからといって絶対に遭遇しないとは限りません。

・食べているもの

熊は雑食性で、植物から肉、昆虫や木の実までなんでも食べます。

・習性

縄張り意識がなく、エサを求めてウロウロしており、エサが豊富な場所では複数の熊が集まることがあります。また、個体差はあるものの、熊は日の出や日没辺りの薄暗い時間帯に行動しています。

また、臆病な性格ですが子熊がいる場合は神経質になっており、襲い掛かってくることもあります。

熊の対処方法

熊に遭遇しない為の対策方法と、万が一遭遇してしまった時の対処方法を説明していきます!

遭遇しないための対策

・熊よけアイテムを携帯して人の存在を知らせる

・熊のエサが豊富な場所に居座らない

・臭いの強い食べ物を持たない

・入る河川地域の熊出没情報をチェックする

以上が熊に遭遇しない為の対策で、1つずつ説明していきますね!

熊よけアイテムを携帯して人の存在を知らせる

熊よけアイテムは主に熊鈴、ホイッスル、ラジオ、スピーカーといった自然界では決して出ない音を出せるアイテムで、熊鈴が最も有名で使用されている方も多いアイテムです。

祖父曰く、昔は熊鈴は有効だったが最近は熊鈴に反応しない熊も増えてきているとのこと。低い音色の熊鈴にはあまり反応しなく、高い音色の熊鈴には反応する熊が多いそうです。

確かに、私自身一度熊と遭遇しているのですが、低い音色の熊鈴しか持っておらず、本当に怖い思いをしました。(笑)今は、高い音色と低い音色の2つを持って釣りに行くようにしています。

あと、釣りをしていると熊鈴の音が水の音にかき消されてしまうので、ホイッスルも持っておくとより安心して渓流釣りを楽しむことができます。なので、熊よけアイテムは、高低音の熊鈴1つずつ、ホイッスルを持っておくことをおすすめします。

熊のエサが豊富な場所に居座らない

河川の脇に熊のエサとなる植物や木の実などが自生しており、そこに熊がエサを求めてやってきて遭遇してしまうこともあるでしょう。季節によって食べるものが変わってくるので、ある程度熊のエサを把握しておくことも大切です。

季節ごとの熊のエサを紹介しておきます。

・春

沢沿いに生えている植物や根、タケノコや冬を越せずに死んでしまった動物の死体などを食べたりしています。

・夏

初夏は、ノイチゴや木の実などを食べ、仲夏辺りから巣穴を掘ってアリなどを食べるようになります。

・秋

栗やクルミ、河口付近で遡上してきた鮭などを食べています。また、エサがないとエサを求め、人里に出没しやすい時期でもあります。

以上が季節ごとの熊のエサになります。近くに熊のエサとなるものがあるようでしたらもしかすると熊もいるかもしれない。と頭の中に置いておき、できるだけ長居は避けると遭遇率も下げることができるでしょう。

臭いの強い食べ物を持たない

エサに飢えている熊が臭いに反応して近づいてくる可能性があります。食べ物を携帯する場合は、ジップロックなどで密閉するようにしましょう。

また、食べ物ではないのですが、熊はペンキや灯油などの臭いを好む傾向にあります。なので、ペンキや灯油などの臭いのするものもできるだけ持って行かないようにしましょう。

入る河川地域の熊出没情報をチェックする

入る河川地域のHPなどで熊の目撃情報をチェックすることができます。またクマ出没情報○○に地名をいれて検索すると目撃情報をチェックすることができますので事前にチェックしておくのも遭遇率を下げることに繋がります。

遭遇してしまった時の対処

・取り乱さない

・背中を見せて逃げない

・死んだふりをしない

以上が熊に遭遇してしまった時の対処法で1つずつ説明していきますね。

取り乱さない

熊との想定外な遭遇にパニックになってしまい、大声をだしたり、じたばたしたりしてしまうと熊を刺激してしまい、襲われる可能性が高くなります。子熊連れの場合だと尚更です。

ですので、熊と遭遇してしまった時は落ち着いて熊との距離を取るようにしましょう。

背中を見せて逃げない

突然の熊との遭遇で恐怖によりその場から走り去りたくなりますが、熊は逃げる動物を追う習性があるので逃げることはかえって危険です。

ですので、遭遇した際は熊の方向を見ながらゆっくりと後ずさりしながら距離を取り、その場を立ち去るようにしましょう。

死んだふりをしない

熊は雑食性で、動物の死骸も食べたりします。なので、死んだふりをしてしまうと熊がエサと勘違いしてしまったり、興味本位で近づいてくる可能性があります。

ですので、熊に遭遇しても決して死んだふりはせずに、ゆっくりと後ずさりしながら距離を取るようにしましょう。

もし襲われそうになったら?

いくら対処していても相手は野生動物ですので、急に目の前に現れたり、襲い掛かってくる可能性も十分にありえます。そこで、もし襲われそうになった時や熊との距離が至近距離の場合の対処法も説明しておきます!

・両手を挙げ、大きな声を出す

熊がこちら側を人間と認知しながら接近してきた場合、祖父曰く、両手を挙げ、大きな声を出して威嚇をすると、それ以上近寄ってこないか、熊の方から離れていってくれるそうです。

・熊撃退スプレーを使う

両手を挙げ、大きな声を出しても接近してくる場合や、急に至近距離に現れた場合には熊撃退スプレーを使用しましょう。リュックなどで携帯せず、すぐ使用できる位置に装備しておくと、いざという時にすぐに対応できます。

・首を手で押さえ、うつ伏せにうずくまる

両手を挙げ、大きな声を出しても接近してくる場合や、襲われそうになった場合、首を手で押さえ、うつ伏せにうずくまる姿勢で熊が離れるまで待ちましょう。熊は自分に害がないと判断した時や、興味がなくなった時は自然と離れていきます。もし、攻撃されたとしても首を手で押さえ、うつ伏せにうずくまる事で致命傷を避けることができます。

熊対策グッズ

熊対策グッズには、遭遇防止グッズや撃退スプレーなど様々な種類の物が販売されています。それぞれの使い方を説明していきますね!

・熊鈴

熊鈴とは、自然界では発生する事のない音を出す事により熊に人間の存在を知らせ、遭遇防止に役立つアイテムです。

バッグや腰などに装着するだけでいいので、気軽に使用することができます。

・熊撃退スプレー

主に唐辛子の成分(カプサイシン)が含まれた強力なスプレーです。熊の攻撃を90%以上の確率で止める効果があります。大変危険なため自分や同行者にかからないように気をつけて使用しましょう。

熊対策グッズ番外編

熊鈴の代わりとして、ラジオやBluetoothスピーカーなども効果的です。私は防水のBluetoothスピーカーで好きな音楽を流しながら入渓までの道のりを楽しんでいます。(笑)

是非自分に合った熊対策グッズを選んでくださいね!

まとめ

今回の記事では、熊に遭遇しないための対策と遭遇時の対応策について解説しました。どれも、元猟師の祖父に教えてもらったことなのですぐに実用できるかと思います。

是非皆さんも今回の記事の内容を実践してみて、少しでも安心して渓流釣りを楽しんでくださいね!

それでは、みなさん良い釣りを!

Have a nice fishing!!

タイトルとURLをコピーしました