エリアトラウトやネイティブトラウトってよく耳にするけど、
・そもそも何が違うの?
・釣りをするならどっちがいいの?
と疑問に思う方も多いと思います。
そこで今回の記事では双方の違いをまとめてみましたので、さっそく解説していきたいと思います!
目次
エリアトラウトとは?
エリアトラウトとは、管理釣り場(人工的に魚を管理している施設)で放流されたトラウト(マス類)を狙う釣りの事を指します。管理釣り場には大きく分けて2種類のタイプがあり、ため池のようなプールタイプのポンド型と自然の川を岩などで区切り、自然の川の流れを利用したストリーム型があります。
ターゲット
ニジマスがメインになります。他にも、アマゴ、ヤマメ、イワナ、イトウ、ブラウントラウト、ブルックトラウト、人工交配魚などが釣れる釣り場もあります。
シーズン
一般的には、オールシーズン営業していますが中には水温が高くなる夏季に休業している釣り場もあります。
ルール
使用できないルアーや釣った魚の持ち帰れる数など各管理釣り場のルールや、隣の人との間隔を空けたり、シングルフック、フックのバーブレス化(かえしなし)にするなどの最低限のマナーも必要です。
料金
料金の相場は4000〜5000円程で、午後からだと少し安くなる所が多いですね。道具のレンタルも1000〜2000円程が多いです。
ネイティブトラウトとは?
ネイティブトラウトとは、自然の川の中で天然のトラウトを狙う釣りの事を指します。
ターゲット
アマゴ、ヤマメ、イワナなどがメインになります。他にも地域によって様々ですが、サクラマス、サツキマス、イトウなども釣れます。
シーズン
一般的には、3月〜9月までが解禁期間といって釣りをする事ができるのですが、河川によって少し前後するので釣行河川の漁業協同組合公式HPで確認するようにしましょう。
ルール
禁漁期間や禁漁区域、持ち帰ってもよいサイズ規定があります。こちらも釣行河川の漁業協同組合公式HPで事前に確認するようにしましょう。
料金
年券・日券・現場の3種類の購入方法があります。それぞれ相場として年券8000円程、日券3000円程、現場5000円程かかります。購入しないで釣りをすると密漁になりますので、釣りをする際は事前に購入しておくようにしましょう!
どちらが気軽に始められるの?
エリアトラウトとネイティブトラウトそれぞれの特徴を比較して、どちらが気軽に始められるかを説明していきます!
エリアトラウト
・道具を揃えなくても始められる
・人が管理しているのでアクセスしやすい
・安全性が高い
ネイティブトラウト
・道具をある程度準備しないといけない
・入渓までの道のりが険しい場合もある
・野生動物など自然の危険性もある
結論
エリアトラウトの方が、道具も用意する必要がなく、アクセスもしやすい事から気軽に始められるスタイルと言えるでしょう!
エリアトラウトで釣りの楽しさを存分に味わってからネイティブトラウトに挑戦してみるのもいいかもしれませんね!
どちらがよく釣れるの?
こちらもエリアトラウトとネイティブトラウトそれぞれの特徴を比較して、どちらがよく釣れるか?を説明していきます!
エリアトラウト
・魚の数は多いがルアーにスレている事が多い
・スレている魚を釣るにはある程度技術が必要
・魚の数が多いのでたまたま釣れる可能性も高い
ネイティブトラウト
・先行者がいるとほぼ釣れない
・魚の活性が高ければ簡単に釣れる
・キャストミスなどでポイントを潰してしまう恐れがある
結論
エリアトラウトの方が魚の数が多く、キャストミスなどの技術面の影響も少ないので釣れる確率が高く、よく釣れるスタイルと言えるでしょう!
ですが、ネイティブトラウトは入る河川によってエリアトラウトよりもよく釣れる場合もあるのでどちらの方がよく釣れる!と断言するのは難しいです。笑
必要な道具の違いはあるの?
結論から言いますと違いはありません!笑
たまにエリアトラウト専用ロッドという商品も売っていますが少し柔らかいくらいで他の竿でも問題なく釣る事ができます。
エリアトラウトの方が少し特殊なルアー(クランクやバイブレーションなど)を使用するくらいですね!
エリアトラウトとネイティブトラウトの違いまとめ
今回の記事でエリアトラウトとネイティブトラウトの違いを比較した内容をわかりやすく表にまとめました!
エリアトラウト | ネイティブトラウト | |
ターゲット | ニジマスがメイン | アマゴ・ヤマメ・イワナ等 |
シーズン | オールシーズン | 3月~9月 |
ルール | 使用ルアー、持ち帰れる数などのルールがある | 禁漁区域、持ち帰れるサイズ規定がある |
料金 | 4000~5000円程 | 3000円~8000円程 |
始めやすさ | 道具を揃えなくてもいいので始めやすい | 道具を揃えたり、自然環境の知識も必要なため始めづらい |
釣れやすさ | 魚が多いので釣れやすいが数を釣るには技術が必要 | 数は限られているが活性が高ければ数は釣れる |
道具 | 揃えなくてもいい | 揃えないといけない |
今回の記事で、双方の違いやどちらが自分に合っているかがわかれば嬉しいです!
それでは、皆さん良い釣りを!
Have a nice fishing!!